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経絡とヨガ。

  • kanpodo
  • 2018年12月14日
  • 読了時間: 2分

更新日:2021年8月24日

 ヨガというといろいろなポーズをして身体を調えて健康や美容に役立てるというイメージが一般的ですが、実はもともと古代インド発祥の宗教的な総合的精神修行の方法でした。その一部が現代的にアレンジされて広く知られているような形で広まったようです。

 私は若い時からヨガに関心を持ち、先生に師事したり自分で実践したりしてずっと続けてきました。鍼灸や経絡も実はヨガを勉強する過程で知ったのです。

 ヨガでは身体の中をプラーナというエネルギーが巡っていて、その通り道がナディというものであると説明しています。そう、プラーナとは気でありナディとは経絡に相当するものなのです。

 仏教がシルクロードによって中国に伝わったことを考えれば、ヨガの思想が中国に伝わり土地の気候風土や民族性や体質などによって形を変えていったという想像はそれほど間違いではないと思われます。日本ではそれが経絡治療として日本人に合った形にアレンジされているわけです。

 こうして考えてみると、身体中を血管や神経とは別の流れが巡っていて、そこを血液でもない電気信号でもない何かが流れている。それが身体の働きの根本的な部分を担っているという考え方は古代インドの昔からあったのですね。それが体調を治す医学として発展して今の東洋医学になった・・・・・。つまり、経絡とヨガは元は一つの思想だったということです。そしてそれぞれが現代に受け入れられる形にアレンジされて今に至ってきている、ということなのですね。


 
 
 

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