感情について
- kanpodo
- 2021年9月11日
- 読了時間: 2分

私達は常にさまざまな感情に動かされています。
喜び・怒り・悲しみ・・・等々。
この世の中で生きている以上、感情が湧いてくるのは自然なことです。
でも、一つの感情に過度に捉われてしまったり感情の波に溺れて自分を見失うような状態では、生活に支障をきたしてしまいます。
そして東洋医学では
怒・喜・思・憂/悲・恐/驚と感情を7つに分けて、それぞれ肝・心・脾・肺・腎の五臓に関連付けています。
どれかの感情が度を越すと、関連する臓器に影響を与えて経絡のバランスを崩してしまうことになります。
すると心身に様々な不調が生じてしまう原因になるのです。
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しかし、感情を抑えるのではなく湧いてきた感情に巻き込まれないでその感情を冷静に観察できる視点を見つけられたら良いのです。
と言っても急にはなかなか難しいですよね。
なので普段から自分の感情を観察する癖をつけておくことをお勧めします。
(あ、今私はイライラしているな)とか
(ああ、今私は楽しく過ごしているな)とか
ちょっと自覚するだけ。
(イライラしているから落ち着かなくちゃ)とか思わないで良いのです。ただ見る。
そう言う習慣を繰り返すことによって、感情に巻き込まれずに自分の状態を客観的に見られる冷静な視点が育ってきます。
客観的な視点が育ってくると、自分に捉われずに正しい判断ができて感情豊かで尚且つ感情のバランスがとれるようになります。
そうすると次第に感情による心身の不調から解放されてくるのです。
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