皮膚のトラブルと呼吸
- kanpodo
- 2018年12月23日
- 読了時間: 2分
更新日:2020年3月1日

寛解と増悪をくり返し、なかなか良くなったと実感し難いのがアトピー性皮膚炎です。
乾燥する季節もアトピーをかかえる方には辛く感じることの多い時期だと思います。
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お母さんのお腹の中で受精卵が赤ちゃんの身体になっていく途中の段階で内胚葉・中胚葉・外胚葉…と分かれていきます。
そのうち外胚葉が神経や皮膚になっていきます。
もともとは皮膚は神経と同じ部分からできてきたのですね。
そして、それだけ神経と密接に関連しているとも言えます。
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神経、とくに自律神経のバランスを調えていくことは皮膚の状態を改善する手段の一つとして有効であると考えます。
そのためにご自身で手軽にできる方法として最近よく目にする「マインドフルネス」「瞑想」などがありますが、本格的でなくてもコツさえ覚えれば簡単にできます。
要は自身の呼吸をゆったりと眺めるようにしていくこと。
呼吸は自律神経を調えるのに一番簡単であり確かな方法です。
吸気は交感神経を緊張させ、呼気は副交感神経を働かせます。
なので呼気をゆったり長めにしていくことで副交感神経が優位になり気持ちが落ち着いていきます。
まずはそれだけを一日一回3分ほど毎日続けてみましょう。
痒みでイライラしがちな状態や、辛くて落ち込んだりする気持ちを和らげる助けにもなると思います。
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体質を改善するためには内側からの変化を促すように自分で働きかけることが必要です。
今はいろんな情報があるので自分に合う方法を見つけるもよし、私自身も30年以上続けていてアドバイスもさせて頂きます。
大切なことは地道に続けることです。
ぜひ、お試し下さい。
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